消化器内科では、消化管(食道、胃、小腸、大腸)、肝臓、胆道・膵臓それぞれの良悪性疾患を、その分野でのエキスパートが全国レベルの最先端の技術と知識を持って正確な診断と負担の少ない確実な治療を行います。また救急疾患にもすべて対応する体制をとっています。
『消化管疾患』 内視鏡、X線を用いた食道癌、胃癌、大腸癌の早期診断・内視鏡治療を特に専門としています。その他逆流性食道炎、胃炎、機能性ディスペプシア、ピロリ菌感染症、急性腹症、消化管出血、炎症性腸疾患など幅広い疾患を診療しております。 平成26年7月から内視鏡センターを開設しました。最新の医療機器を導入して上部下部内視鏡検査、拡大内視鏡検査、画像強調内視鏡検査、超音波内視鏡検査、小腸バルーン内視鏡検査などのすべての消化管疾患に対応できる検査を行います。 また検査を楽に受けていただくように鎮静剤使用による内視鏡検査、経鼻内視鏡検査も積極的に行っていきます。
『肝胆膵疾患』 この領域のすべての急性、慢性および悪性疾患を専門としています。重症急性肝炎に対する血漿交換療法、慢性肝炎では、B型慢性肝炎、C型慢性肝炎に対する抗ウイルス療法を積極的に行っております。また、肝細胞癌・転移性肝癌に対するラジオ波焼灼術、エタノール注入療法、血管内治療(肝動脈塞栓術)、さらに膵癌、胆道癌に対する化学療法や、内視鏡的胆道ドレナージ術(EBD)、経皮経肝的胆道ドレナージ術(PTCD)などのインターベンション治療を行っています。当院の特徴としては、他病院で治療が困難と言われた進行肝細胞癌・転移性肝癌の患者様に対して、でんぷんを塞栓物質として使用する血管内治療を行い、良好な成績を得ています。また、平成26年2月に保険適応となったばかりのビーズを用いた最先端の肝動脈化学塞栓術を早速取り入れています。急性閉塞性化膿性胆管炎に対する緊急内視鏡治療(EST、ENBD)、急性胆嚢炎に対する緊急ドレナージ術(PTGBD)、重症急性膵炎に対する持続動注療法や持続的血液濾過透析(CHDF)にもオンコール担当医が24時間対応しています。
地域の皆様がいつでも安心して身体を預けられる病院となるよう、これからもたゆまぬ努力をしてまいります。
担当医・診療時間は都合により変更する場合がございますのでご了承下さい。
「★」は予約制です。
最新の各科外来担当表はこちらをご確認ください ▶
診察 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
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午前(1診) | ◯ | – | – | – | ◯ | – |
午前(2診) | ◯ | – | – | ★ | – | – |
午前(3診) | ◯(第1・3) | – | – | – | – | – |
午後 | ◯ | – | – | – | ★ | – |
内科一般/消化器内科/肝胆膵内科
1990年広島大学医学部卒業後、同大学附属病院、順天堂大学病院、癌研究会有明病院を経て2007年千葉徳洲会病院 内科診療部長、2007年 千葉徳洲会病院 副院長となる。
日本消化器病学会指導医・専門医
日本消化器内視鏡学会指導医・専門医
日本内科学会認定内科医
日本肝臓学会専門医
日本医師会認定産業医
がん治療認定医
日本消化器病学会関東支部例会評議員
医学博士
消化器内科/肝胆膵内科
日本内科学会認定内科医
日本消化器病学会指導医・専門医
日本消化器内視鏡学会指導医・専門医
がん治療認定医
日本胆道学会指導医・専門医
日本膵臓学会認定指導医
医学博士
1999年順天堂大学卒業
浅原副院長が分担執筆した、 『カラー写真で必ずわかる! 消化器内視鏡』が2005年10月20日に羊土社から発行されています。
上部消化管内視鏡検査 | 6,575例 | ||
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下部消化管内視鏡検査 | 2,448例 | ||
ERCP (内視鏡的逆行性胆管膵管造影)関連 | 353例 | 処置あり | 340例 |
造影のみ | 13例 | ||
PTGBD (経皮経肝胆嚢ドレナージ)関連 | 75例 | ||
PTCD (経皮経肝胆管ドレナージ)関連 | 31例 | ||
PTAD (経皮経肝膿瘍ドレナージ)関連 | 26例 | ||
腹部血管造影 | 64例 | TAE 肝動脈塞栓術関連 | 58例 |
TAE 止血術関連 | 3例 | ||
動注 | 1例 | ||
腹部血管造影診断 | 0例 | ||
経皮経肝的門脈塞栓術 | 2例 |